宮崎駿のアニメの主だった役に声優をあてないこと、
わたしは、けっこう賛成なんですよね。

なんていうのかな、
声優さんって、うまいし、技をもってると思うんですけど、
声優臭さっていうのかな、
こういう心情には、こういうトーンとか、こういう発声というのかな、
けっこうパターン化されてるような気がします。
アニメアニメしちゃうというか。
いや、宮崎駿の作品もアニメなんだけど。
うーん、伝わりづらいよね。

専門の声優をあてることの功罪の、
こういうのを嫌ったんだろうな。
と、思ってます。
(でも、今、アニメをあまりみないので、認識不足なだけかもです。
 不快に思うかたがいたら、ごめんなさい)

声に存在感といいますか、
リアルさといいますか、
あと、役者としての経験。
そういうのが、声優ではない人にはあると思うのです。
(宮崎アニメ以外の、他のアニメでの有名人の起用は、
 観客動員のため、宣伝のためっぽいと思っちゃうけど)

で、木村さんのハウル。
ドキドキしながら、当時劇場で観ました。
宮崎ファン、スマファンとして、
どうなっているのか、もう、すごく緊張した。

一部では、木村さん、酷評されていたから。
が、いい!
いいじゃないかよー!
何が悪いって言うんだろ?
と思ったもの。

と、金スマを観た後(中居さん出ないけど)、
ハウルを見ながら書いてる。

昨日の、うたばん。
小ツボ満載でした。
よかったー。
大ヒットしたけど、賛否な「もののけ姫」。
宮崎さんの書かれたものや、インタビューされたものを読むと、
子供たちに向けて、嘘をつかないで、誠実につくられた作品だったなと思います。
そして、ことごとく、自分の得意なことを封印させた作品。
飛ばない。
明快な畳み掛けるようなストーリー展開。
大大円なカタルシス。
これがなかったために、今までの宮崎映画にあった爽快感が、
奪われてしまった作品。
これは、意図的にやったと思われます。
現実世界で、問題が複雑にからみあい、簡単には単純には、
解決のつかないさまざまなこと。
閉塞感いっぱいな現代にあって、映画の中でさえも、簡単な答えは
出せなかった。出したくなかった。
こうすれば、解決がつくよ。と、嘘をつきたくなかった。
かといって、絶望感のまま、終わらせたくなかった。
自分は絶望感でいっぱいなのに。
映画版ナウシカ。
最後、カタルシスが得られる終わり方。
ほのかな希望を提示。
あのときよりも、時代は逼迫していると、宮崎さんは感じている。
そして、あの映画をみて、自分はなにもしてなくても、
感動して、涙を流したことによって、
現実世界のことも解決した気になってしまう人の多さ。
に危惧を抱いた。
映画版ナウシカを作ったからこその、
責任としての「もののけ姫」を作った。と思えてならない。
でも、わたしがこう思うのは、書かれた物や、
いろいろなインタビューを読んだから。
映画は、とにかく見ている間中、苦しくてならなかった。
映画は、映画として成立していなければ、ならないと思う。
何かで補完されて理解できるのでは、成功したとはいえないと思う。
それでも、あの時にあの「もののけ姫」をつくったのは、
意味のあることだったのだと思う。
延期になっていたTBSの「涙そうそう」企画の
妻夫木くん、長澤さんの映画を福澤さんにかわって、土井さんが
メガホンをとるとか。
で、福澤さんですが、体調が快復してきたそうですが、
前から決まっていた仕事があるために、土井さんが監督をすることに。
ですって。
よかったー、福澤さん。お元気になられたようで。

あと、秘密日記あります。
それにしても、ロイヤルティの管理にあいかわらず厳しいですな。
ジャニーズ。
ディズニーかFIFAか。

だって〜、さっきまで、有頂天ホテルのメイキング見てたんですけど、
まったく、香取慎吾、映されないんですもん。

先週、有頂天ホテル、観ましたー。
楽しかった!
さすが、三谷さん。
それにしてもあれだけの、俳優さんをそろえて、
エンドクレジットどうすんだ?
どうやって、決めたんだ?
とワクワクしていたら、
出演順でした。
やられた!ふふっ。
うお〜!スマステ、日記に悪戦苦闘してるうちに始まってたよ〜。
ていうか、サムガ聴け!(でも家、ニッポン放送、聴こえが悪くって、
レポに頼ってるの。ファン失格だ〜ね)

で、慎吾、好きなの。
中居との絡みで一番好きなのね。わたし。
(一時期、キム様がらみに転びそうになったけど。いや、今でも充分萌えますが。)
なので、新春のドラマフェスは、わたしにとって祭りでした。

白い影SPでの洞爺湖ロケでの、待ち時間に中居による
「しんご〜、さみぃよ〜」コールがあった、との観覧ねえさんのレポを
どっかで読んで、ヒートアップしたものです。

妄想は置いといて、実際、SAMPの中で、一番頼りにしているのは、
慎吾なんだと勝手に思ってます。
スマスマでの慎吾との対談、最後に嘘。
と、中居はいったけど、ホントだと思う。

ゲストは、寺尾さんだ〜。寺尾さん好きだわ。
もう、前から「博士の愛した数式」観に行こうと思っていたの。
隆成くんもでるしね。
昨夏、「亡国のイージス」にはまっていたんですけど、
謀乱を起こす副長を好演なさってました。
鴨、浩市もよかったし。千代吉、芳雄さんもよかった。
中井のほうの貴一さんも。
清兵衛、広之は、いうまでもありません。
新人、勝治諒は、掘り出し物だ。と思っていたら、
「さとうきび畑」に出演してました(みてなかったけど)。
新春の「里見八犬伝」(以下同じ)にも。
「イージス」原作読んでると、一回目は物足りないんだけど、
もう一度観ると、映画なりの良さがみえてくる。
そして、もう一度観たくなり、再び、足を運んでしまうのでした。

で、話は、スマステに戻ります。
イサムノグチのあかりシリーズ好きだな。
一時期、インテリアとか、建築に興味をもったことがあったんだけど、
カッシーナで扱っている、家具好きでしたね。
手はでなかったけど。
MAYUKOさん、いくつか持ってそうだわ〜。

で、先週の、帝国ホテル特集。
離婚しちゃったけど、数年前、ここの孔雀の間(広いので東と西に分けたけど)
で、披露宴したんです。はは。
味は、さほどでもなかったけど、気配りは、さすがだな、と思った。
パークハイアットなんかの外資系ホテルが台頭してきて、
旧御三家はず〜っと苦しい時期が続いてるけど、
伝統、人材は、さすがですね。
スマステで特集されて、少しは客足よくなるかなぁ。
ドミソ侍、祭りですね〜。
ああ、殿にも、時代劇やってほしい!

昨年、染め染めと木村佳乃の「蝉しぐれ」観に行ったんですけど、
これ、殿と、竹内結子嬢でやってほしかった。

下級武士の子供で、お隣同士の幼なじみの二人。
(役名忘れちゃった)佳乃は、お隣のお兄ちゃんを好きなことが、
さりげない仕草で、描かれています。
で、そのお兄ちゃんの染五郎(同じく役名忘れました)は、
佳乃を妹に対するような、さりげない優しさは見せるんだけど、
恋っていう感じではない。

染め染めの父親(緒形拳が名演)が、藩の派閥争いに巻き込まれて、
死罪になります。遺体を引き取りにいき、荷台に積んで、帰ってくるときに、
佳乃が出迎えにきて、一緒に、その荷台を黙々と押して手伝うんです。

そのことがきっかけか、染五郎の中で、佳乃への想いが淡い恋に変わり始める。
もともとあったものに、気がつき始めるのか。
でも、佳乃は、急に、藩の殿様の江戸屋敷に奉公に行くことになる。
染五郎と、別れるのが嫌。でも親の命令には逆らえない。
父の死罪から、落ちぶれたところで、もう佳乃とは遠く離れて暮らしていた
染五郎家へ、必死に走る、佳乃。
お嫁さんに、してもらいたくて。
でも、染五郎は留守。
染五郎は、友達を助けるための喧嘩した相手に、一人でいるときに大勢に絡まれ、
ずたぼろにされてしまう。
帰ってみれば、佳乃ちゃんが来ていた。
と母親から聞くが、時すでに遅し。
佳乃は、江戸屋敷へ奉公にあがりに旅たった。
ここまでが、子役(といっても、少年少女)。

時が流れて。
佳乃の実家の羽振りがいい。
なんでも、佳乃に、殿様の手が付いたらしい。
そして、子供を生むために、国に帰ってきていると。
で、またまた藩の後継争い(派閥争い)で、
佳乃の子供の始末をつけるよう、命じられる、染五郎。
命じたのは、父親の敵の家老。
けれども、その家老によって、落ちぶれていたところ、
亡き父の役職に、染五郎を引き立てていたのも、やつだった。
悩む、染五郎。
けれども、知恵を絞り、対立する家老を引き込み、
佳乃、その子供を助けることに成功する。

 ある屋敷で匿われていた、佳乃と主従として対面する。
 幼なじみだけれでも、今の遠く離れた二人の立場の違いが浮き彫りに。
 けれども、二人(赤ん坊こみ)で逃亡のときに、佳乃が、
 染五郎の袖のたもとを、ぎゅっと、握る。少し現した本心。
 今でも、お互いに思い合っているのは分かるのに、どうともならない。

再び、時は流れ。
藩主が亡くなり、佳乃も出家することに。
そして、佳乃のたっての願いで、再び、染五郎と対面する。
けれども、やはり、主従の、枠はこえないまま。
すでに、染五郎も結婚している。

それでも、今でもお互いに思い合っている。
そして、「風ぐるま』が流れたまま、エンドクレジット。
究極のプラトニックラブっすよ。お姉さん。

佳乃の演技は、う〜ん、だったけど、もう、ぼうぼう涙流してました。

な〜んか、設定が、竹内嬢が結婚した今、ツボでしょ?
佳乃救出の時の殺陣は迫力あったし。
あー、殿と結子ちゃんとで見たかったよう!
なので、スマスマで、風ぐるまを歌ったときは、もう、きちゃいましたよ。