せっかく読んだので、
メモがわりに、少しずつでも書いて残しておこうと思う。
司馬遼太郎が、日本史に関心をもつにいたったのは、
太平洋戦争が終わって、あんなバカな戦争をなんでしたんだ、
昔の日本はもっとましだったのでは。
というのが、きっかけだったという。
この「坂の上の雲」についての映像化については、
戦争礼賛の危険があるために、なかなか許可がおりなかった。
眠れる獅子と恐れられた清国。
けれども、実態は、独裁と腐敗しきった官僚組織にいきつくところまでいき、
崩壊寸前だった。
時は帝国主義。
そんな清国は、西欧列強の利権欲の餌食にされていた。
次の標的は、朝鮮と日本。
当時、主な産業といえば、農業という世界でいえば片田舎の国が、
せい一杯に背伸びをして、智慧と勇気で渡り合ったのが、
明治という時代。
「自分の身を立てる」ことと「自分の国が栄えること」「独立を保ち得る」
ことが合致していた、日本の青春のような時代。
その片田舎の国が身の丈に合わないほどの軍隊を持った。
さしずめ、人口3000人ぐらいの村が、
プロ野球の球団のオーナーになったようなもの。
その片田舎のオーナーのような国がはじめて、
ヨーロッパ文明と血みどろの対決をしたのが、日露戦争。
その対決は辛うじて勝った。
今から思えば、ひやりとするような奇蹟といってもよかった。
奇蹟の演出家の一組として、
伊予松山出身の秋山好古、真之兄弟が主人公にすえられて、
この物語は進んでいく。
メモがわりに、少しずつでも書いて残しておこうと思う。
司馬遼太郎が、日本史に関心をもつにいたったのは、
太平洋戦争が終わって、あんなバカな戦争をなんでしたんだ、
昔の日本はもっとましだったのでは。
というのが、きっかけだったという。
この「坂の上の雲」についての映像化については、
戦争礼賛の危険があるために、なかなか許可がおりなかった。
眠れる獅子と恐れられた清国。
けれども、実態は、独裁と腐敗しきった官僚組織にいきつくところまでいき、
崩壊寸前だった。
時は帝国主義。
そんな清国は、西欧列強の利権欲の餌食にされていた。
次の標的は、朝鮮と日本。
当時、主な産業といえば、農業という世界でいえば片田舎の国が、
せい一杯に背伸びをして、智慧と勇気で渡り合ったのが、
明治という時代。
「自分の身を立てる」ことと「自分の国が栄えること」「独立を保ち得る」
ことが合致していた、日本の青春のような時代。
その片田舎の国が身の丈に合わないほどの軍隊を持った。
さしずめ、人口3000人ぐらいの村が、
プロ野球の球団のオーナーになったようなもの。
その片田舎のオーナーのような国がはじめて、
ヨーロッパ文明と血みどろの対決をしたのが、日露戦争。
その対決は辛うじて勝った。
今から思えば、ひやりとするような奇蹟といってもよかった。
奇蹟の演出家の一組として、
伊予松山出身の秋山好古、真之兄弟が主人公にすえられて、
この物語は進んでいく。